6月 羽生の宿の俳句・連句講座

2024/06/09

9日は羽生の宿の俳句・連句講座でした。
羽生にお住いの受講者さんのご自宅で開催するときは「羽生の宿」と命名しております。
私はまたも別件で都内に出掛けていたためにお邪魔することができませんでしたので写真は講師の鈴木先生が撮ってくださったものです。
講師を入れて9名での句会でしたが、しばらく諸々の事情で参加できていなかった地元のKさんが参加されたとの嬉しい報告を受けました。半年ぶりの復帰になりますが、鈴木先生の情報によると、ご本人は久々の句会が楽しみで、前の晩は三時間くらいしか眠れなかったとのことでした。
代表句は以下のようになります。
壁打ちの球音高く夏は来ぬ      藤 千波
さざ波の端まで届く植田かな     小林 翠
なんだつけ夢のあやふや明易し    箭内敏枝
自転車の左折の合図雲の峰      田中秀夫
明易し朝飯前のひとしごと      萩原澄江
あぢさゐや変身願望まだありぬ    加藤陽子
朝に出て夕べ帰れば植田かな    今井多紀子
庭先に誰の使ひや揚羽蝶       宇田川肇
一瀑と化して光の新樹かな      鈴木了斎
午後はいつものように連句講座になります。
次回は羽生の杜で7月14日(日)の開催になります。

 
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