ミュージカルかぞ第10回記念公演「いち」第一回公演を観劇
2024/07/13
13日はパストラルかぞ小ホールにおいてミュージカルかぞ第10回記念公演「いち」が上演され、初日に当たる第一回公演を観劇してきました。
このフェース・ブックにおいても報告しておりますが、昨年11月から今年の1月にかけてNPO法人ミュージカルかぞ様と(一社)埼玉県子ども食堂ネットワークとの共同企画でワークショップが行われました。埼北エリアの子ども食堂に集う子どもたちを中心に親御さんたちにも参加を呼び掛けて、楽しいミュージカル・ワークショップを行うことが出来ました。その時の感動はいまだに忘れることができません。
今回の記念公演はもともとぜひ行こうと予定を組んでおりましたところ、ミュージカルかぞ代表の阿瀬見様から来賓として招待を受け、固辞したのですが是非ということになり、甘えて招待を受け観劇して参りました。
この作品は洪水被害の多い利根流域にある現在の加須市の農民によって伝えられてきた民話から創作されたミュージカルです。頻繁に襲ってくる洪水で不作に見舞われる農民たちの苦しみを「いち」という瞽女(ごぜ)が川に身を投じる犠牲によって苦役から救われる物語です。このようにして繰り返される洪水被害のなかで農民たちの日常の喜怒哀楽が織り込まれ描かれるというストーリー仕立てになっております。
リアリティのある物語をミュージカルという技法で見事に創作された台本(阿瀬見貴光さん作)の素晴らしさにまずは感動させられます。そして市民から募って構成されているアマチュアの劇団員さんたちの表現力が素晴らしいです。振り付け、合唱、ソロ全てにおいて最高に感動しました。阿瀬見さんの哲学が劇団員にも作品にも完璧に行きわたっていることが伝わってきます。
阿瀬見さんは開演の舞台挨拶で「いまの社会は生きづらさを抱えている方が多くおります。そしてこの劇団員のなかにもそのような方々が少なからず参加してます。しかし音楽のちからと愛の力がそれを癒してくれます」と仰っておりました。
愛溢れる感動に満ちたミュージカルでした。またいつか子ども食堂に集うみんなと何かコラボできたらいいなあと思いながら満たされた気持ちで帰宅の途に就きました。
ありがとうございました。
なお、公演は明日15日(月・祝)も11:00と15:00の2回あります。
(※実演の写真はワークショップの時のものです)
このフェース・ブックにおいても報告しておりますが、昨年11月から今年の1月にかけてNPO法人ミュージカルかぞ様と(一社)埼玉県子ども食堂ネットワークとの共同企画でワークショップが行われました。埼北エリアの子ども食堂に集う子どもたちを中心に親御さんたちにも参加を呼び掛けて、楽しいミュージカル・ワークショップを行うことが出来ました。その時の感動はいまだに忘れることができません。
今回の記念公演はもともとぜひ行こうと予定を組んでおりましたところ、ミュージカルかぞ代表の阿瀬見様から来賓として招待を受け、固辞したのですが是非ということになり、甘えて招待を受け観劇して参りました。
この作品は洪水被害の多い利根流域にある現在の加須市の農民によって伝えられてきた民話から創作されたミュージカルです。頻繁に襲ってくる洪水で不作に見舞われる農民たちの苦しみを「いち」という瞽女(ごぜ)が川に身を投じる犠牲によって苦役から救われる物語です。このようにして繰り返される洪水被害のなかで農民たちの日常の喜怒哀楽が織り込まれ描かれるというストーリー仕立てになっております。
リアリティのある物語をミュージカルという技法で見事に創作された台本(阿瀬見貴光さん作)の素晴らしさにまずは感動させられます。そして市民から募って構成されているアマチュアの劇団員さんたちの表現力が素晴らしいです。振り付け、合唱、ソロ全てにおいて最高に感動しました。阿瀬見さんの哲学が劇団員にも作品にも完璧に行きわたっていることが伝わってきます。
阿瀬見さんは開演の舞台挨拶で「いまの社会は生きづらさを抱えている方が多くおります。そしてこの劇団員のなかにもそのような方々が少なからず参加してます。しかし音楽のちからと愛の力がそれを癒してくれます」と仰っておりました。
愛溢れる感動に満ちたミュージカルでした。またいつか子ども食堂に集うみんなと何かコラボできたらいいなあと思いながら満たされた気持ちで帰宅の途に就きました。
ありがとうございました。
なお、公演は明日15日(月・祝)も11:00と15:00の2回あります。
(※実演の写真はワークショップの時のものです)