16日は川越のコミュニティカフェひだまり（上蓑礼子さん主宰）にお邪魔しました。
上蓑さんの活動拠点「ひだまりパントリー」でのアドバイザー派遣業務のアシスタントとして参加するためです。
新座市でパントリーをやりたいという方の相談のお相手でした。川越まで出向いたのはもちろんアドバイザーのアシスタントということもありましたが以前より「ひだまり」さんを見学したいという思いもあり、ちょどよい機会なのでお邪魔させていただきました。
アドバイザーという活動は子ども食堂やパントリーをやりたいけど人（ボランティアなど）、モノ（場所確保や支援物資のこと）、財政（助成金や財政基盤の見立て）、情報（誰に、どのように必要とする方に到達するのか）など多岐にわたる課題がありそれぞれの方によってその相談内容も多様にあります。
今日の方で言えば、「志」は持っていらっしゃるのですが具体的な活動の柱が定まっていないように受け止めました。
相談者さんとは、なぜ？何のために？という「志」の根っこのところが肝であり大事なことであることを知っていただくところから始まります。この部分さえしっかり確認できればあとはその方の事情に合った選択肢に沿っていろいろお話ができるというものです。上蓑さんはそのあたりをしっかりメモをして聞いていらっしゃいました。さすがです。
今日の相談は具体的なところまで進みませんでした。その根っ子の話を踏まえて相談者さんにはいったん持ち帰って改めて相談の機会を持ちましょうということで終わりました。
帰宅してメールをチェックしたらその方から早速以下のようなメールが届いてました。「まだまだ模索しながら足りない点や、どこから手をつければ良いか、など、大変勉強させていただきました。百聞は一見にしかずといいますが、1時間半ですごい情報量をいただけたことに感謝申し上げます。」と。良かった！です。
ちょうど昼時になったので「ひだまり」で昼食をいただくことにして優しい味の加薬飯定食をいただきました。
その食事中に飯能市在住で子どもの居場所についての情報を得たいというご夫妻が予約なしでお店に入ってこられました。上蓑さんは昼食後お出かの予定が入っていたため、居合わせた僕がお相手することになりました。オープンでコミュニティカフェをやっているとこうした出会いも生まれるのですね。
それぞれコピーライターとイラストレーターとして現役で活動しているご夫妻で、僕の以前の会社の仕事とも重なるためいろいろ話が弾んで小一時間ほどの話し合いをしました。具体的な課題も持っておられたので多分これを縁にまた話す機会あるといいですねと名刺交換をしてお別れしました。
今日も貴重な時間を過ごすことができました。