3月 俳句・連句講座

2025/03/09

9は俳句・連句講座が羽生の杜を会場に行われました。
第2日曜日は私が都内に出かける日と重なってしまうことが多く、今年初めての羽生の杜開催日でしたが顔を出すことが出来なくて残念でした。
春の息吹を詠む句が選句されてます。
7年続く俳句講座は羽生の杜の四季を詠んできましから、それらを写真と合わせて編集し「羽生の杜句集」が出来たらいいなあと思いながら今日に至ってます。なかなか忙しくてそこまで手が回りません。どなたか手を挙げてくださる方がいらしたら嬉しいです。
少し余談になりますが、市内アナウンスでここ羽生の杜の近く(桑崎北)でイノシシが出没との警報が2,3日前から続いてます。羽生の杜でも数年前にはタヌキが出てました。羽生市というのはそのような場所です。
今日の選句をお楽しみください。お一人様、2句を選んでます。
廃屋のいよよ崩れて春の空      今井多紀子
木蓮まだ指を拳固(げんこ)に産毛立つ    同
北洋につがふ海豹(あざらし)クルクルリ 宇田川肇
握り飯駅のベンチで喰らふ春         同
アロエ咲く伊豆の町春遠からず     加藤陽子
初蝶や思はず声になる言葉          同
木の芽風真つ直ぐ杜を抜けにけり    小林 翠
踏むたびにかすかな音の春の土       同
探春(たんしゅん)の靴がめり込む土竜塚 佐藤徹心
髑髏島へ潮の引きゆく目借時         同
寂れたる老舗の道に雛飾           萩原澄江
穴倉の種芋探る安堵かな           同
暗闇坂行くやミモザの花あふるる      藤 千波
しづり雪樹下のピアスの揺れやまず     同
きつと君も見てゐるだらう牡丹雪      箭内敏枝
猫の恋終はりて膝にゆつたりと        同
子供らの谺(こだま)の残る春野かな   鈴木了斎
薄氷(うすらひ)に似て一片の雲消ゆる    同
風景の写真は講師の鈴木先生、室内及び昼食の食べ物はマンちゃんが撮ってくれました。
昼食は今井さんがご準備してくださってます。

 
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