俳句・連句講座「さきたま古墳公園」吟行の句会記録
2021/05/11
4月15日の「さきたま古墳公園」吟行のことは先月の俳句・連句講座報告として済んでましたが、句会は後日メールなどでやり取りして通信句会記録として仕上がってきます。今回の出句者はこれまでで最大の10名になり、一人7句ずつ出句しますから合計70句、句会記録もA4/12ページで大分なものになります。早速、代表句を下記に紹介いたします。どうぞみなさんの傑作をじっくり味わってください。
夏めくや手庇に見る鳥の影 あき子
やがて空塗りかへられて春の果 純子
いにしへの覇権はおぼろ古墳群 敏枝
たはむれの器用不器用草の笛 陽子
忍城と指さす先の霞かな 千恵子
樟若葉艶めく影の道を行く 徹心
吸ふ息が少し重たや夏近し 肇
初虹をくぐるパンダの引越屋 香織
天仰ぐ鷲や新樹のてつぺんに 高夫
人住めば墳と厠と春の夢 了斎
夏めくや手庇に見る鳥の影 あき子
やがて空塗りかへられて春の果 純子
いにしへの覇権はおぼろ古墳群 敏枝
たはむれの器用不器用草の笛 陽子
忍城と指さす先の霞かな 千恵子
樟若葉艶めく影の道を行く 徹心
吸ふ息が少し重たや夏近し 肇
初虹をくぐるパンダの引越屋 香織
天仰ぐ鷲や新樹のてつぺんに 高夫
人住めば墳と厠と春の夢 了斎