15日は「おいでよ!羽生の杜」俳句・連句講座でした。8月の休みが入っていたので2か月振りの開催になります。
俳句は7人、連句は4人の受講者でした。
初秋の森を何時ものように吟行しながらの作品です。
互選した以下の句をご紹介します。
こほろぎの眠りへ誘う今夜かな 高夫
鉄塔の四つ脚どかと稲の中 敏枝
天に鳥を地に虫を聞く樟大樹 千恵子
何処より来たる残土や地虫鳴く 肇
秋の蚊や手の甲に来る首を刺す 徹心
長き夜をただむつつりと夫の傍 多紀子
草の露を残すくらゐに杜の風 翠
帰燕から空耳のサヨナラが降る 了斎
羽生の森を詠った句が多いですね。写真は樟の大樹です。
次回は10月20日になります。