今年最初の羽生の宿の俳句・連句講座

2024/01/14

14日は今年最初の羽生の宿の俳句・連句講座でした。
「羽生の宿」と呼ぶ場合は羽生市在住の句会メンバー今井さん宅をお借りして行う時の名称です。羽生の杜は偶数月、羽生の宿は奇数月を原則として開催しております。
レギュラーメンバーのお一人が欠席でしたが講師含めて11人の参加でした。句会メンバーは地元の方が3人でそれ以外は講師を含め県外から参加される方が多いのがこの句会の特徴です。
午前中は俳句で午後は連句講座になりますが、講師の鈴木さんが連句の「猫蓑会」の中心的役割を担っておられ、そのつながりの方々も多く各地からの参加者になっております。
私は残念ながら他の所用と重なってお目にかかることができず、今回も鈴木さんに写真を撮っていただきました。今井さん宅の句会シーンと周りの風景です。天候に恵まれ遠くに富士山も見えてます。
以下は今日の代表作と若干のコメント(講師)を掲載しました。
 餅搗いて夫は肩で息をつく        今井多紀子
 笛の音の闇を切るごと初神楽      箭内敏枝
 寒梅や日のさす径を選ぶ杖       佐藤徹心
 重きもの軽く描かん蕪村の忌       鈴木千惠子
 侘助や問はず語りの二人称       田中秀夫
 ちらりちらり散る骨片か風花か     藤 千波
 寒肥を果樹に施し祈年せり       萩原澄江
 風花や冨士を遠目に六地蔵       宇田川肇
 三毳山頂きを踏む大旦         寺崎高夫
 つつましく紅引くだけの初鏡      加藤陽子
 化かされたやうに人日来たりけり    鈴木了斎
肇さんの句の「六地蔵」は、写真にある石仏で、そこから冨士が見えました。寺崎高夫さんの句の「三毳山」(みかもやま)は、栃木県にある低山だそうです。私の句の「人日」(じんじつ)は、正月七日の別名です。
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